あまり耳慣れないかもしれませんが
フェンネルのハーブでの便秘解消効果や使い方を解説

便秘解消に効くハーブの一つにフェンネルがあります。
あまり馴染みがない言葉と感じる人もいるかもしれません。

ですが、これは漢方薬のCMなどでおなじみの生薬で、和名をウイキョウ、日本には平安時代に中国から渡来しています。

意外と知らなくても口にしている事もあるハーブ

フレンチレストランで食べられた方もいらっしゃると思いますが、葉や花を利用して魚料理によく使われ、魚の臭みや脂っこさを消し、すっきりとした風味と香りがよく合うことから、別名・魚のハーブとも呼ばれています。

このフェンネル、古代エジプトのパピルスにも、「フェンネルがあるのに摘まないのは愚か」だと記されている位、多くの薬効でも知られています。

便秘だけでなく様々な分野でも期待できる

利尿、滋養強壮の他に解毒の効能があり、体内に溜まった毒素を外に排出すのに使用されています。
この為、アルコール依存や薬物依存症等の治療の一環と使用される事もあります。

またフェンネルの効能は消化器官の異常時にも効果を発揮してくれ、消化促進・整腸作用・二日酔い症状の緩和といった、健胃薬としてやストレスの緩和・月経不順や更年期障害の改善と予防といった効果も認められています。

食欲の抑制効果もあることから、ダイエット時に役に立つこともあります。

さて、このフェンネルがどうして便秘解消に役立つかというと、便秘と下痢を繰り返す「過敏性大腸症候群」等、お腹の痛みを和らげ、過敏になった腸のぜん動運動を整え正常なお通じを導いていきます。

この作用によって便秘を解消して行くわけです。

主な使い方やレシピなど

使い方は、主に種子を乳鉢などで少し砕いてハーブティーとして使い、ティースプーン1杯分が一人分です。
甘い香りと共に、少しにがみもあり少し癖があるかもしれませんが、安全な便秘解消の民間薬として、古くから利用されています。

その他に授乳中のお母さんが飲むと、母乳の出を良くする効果もあります。
でも子宮を刺激する作用もあるので、スパイスとして少量使うのは、問題ないのですが、妊娠中はあまり多く用いないようにした方がいいでしょう。

ローマ時代には、赤ちゃんが産まれたら、フェンネルを使った産湯を使い、赤ちゃんの目を洗う習慣があったそうです。
本当に古くから親しまれていたのですね。

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