ガムを噛んで便秘解消って本当に良いの?
キシリトール配合のガムで便秘解消させる方法と注意点

様々な便秘の解消・改善法がある中で、最近多くの人が手軽にできるという事で、取り入れる方法に、「ガム」を噛むという方法があります。

実際、色々な方が実戦して、効果があるという方もいます。ただ、これは色々と注意しなければいけない事も実際あります。

ガムの食べ過ぎ(噛みすぎ)には要注意?

最近多くなってきた、キシリトール成分入りのガムですが、良く注意書きに、一気に食べるとお腹が緩くなる事があります、という記載がある事に、気付いている方も多いのではないでしょうか。

どういった意味なのか、理解しきれていない人もいるかもしれませんが、簡単に言ってしまうと、ガムに含まれる人工の成分が体質に合わない場合、食べた量によって下痢を引き起こす可能性がありますという意味です。

これを逆手にとって、キシリトール系のガムを噛み続ける事で、お腹をゆるくして便秘を改善してしまおうという便秘解消方法へと繋がっています。

実際、キシリトールガムに慣れていない場合、ガム等を食べると、おなかを下してしまう人もいますし、そういう経験をしたという方もいるのではないでしょうか。

ガムであれば、あまりお金もかからず、下剤を飲むよりはかなり健康的にさえ思う人がいそうなこの方法ですが、実は健康的なお通じ改善方法とは言い難い面があります。

健康的という言葉からはほど遠い

先ほどにも書いたように、人工で出来たもので、腸に違和感を起こさせて便秘の改善を目指すわけですから、続けていけば体が慣れてしまい、胃痛のみが起こって排便は促されなくなってしまいます。

そういった意味からも、キシリトール入りガムを噛み続ける事でお通じの改善を狙うという事は、あまりおすすめできません。

仮に、お通じが改善されたとしても、それ以外の部分で健康を害してしまったら、意味が無くなってしまいます。

便秘は腹痛だけでなく、体の怠さやのぼせ等、周辺の症状を訴える人が多く、便秘だからといって、舐めてかかっていると意外に怖い病気です。

便秘状態が続けば、肌荒れはどんどんひどくなっていきますし、吐き気にみまわれる場合もあります。
できるだけ健康的な方法でお通じの改善を目指すようにしておかないと、10年後、20年後の自分が後悔する可能性があります。

実際、食生活の改善や生活習慣の改善が一番ですし、お通じ改善の特効薬だとは言えるのではないでしょうか。

このような事からも、ガムを噛み続ける事でお通じの改善を目指すのは、健康にも良いとはいえません。
何かのやむを得ない事情があるのであれば、また別ですが、あくまでもガムは嗜好品として考えておき、便秘の解消アイテムではなく、おやつとして一般的なな量だけ食べるようにする事が大切だと言えます。

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