自分がどのタイプか知っておこう!
便秘の種類【機能性便秘】の原因やその特徴について

便秘には、さまざまな種類がありますが、原因別に分けると「器質性便秘」と「機能性便秘」の2種類あります。

別ページで解説した器質性便秘は、先天性の消化管異常や、後天性の消化管疾患など、まず消化管の異常や疾患を治さなければならないことが多いです。

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機能性便秘について

一方、機能性便秘の「機能」とは、排便の「機能」のことです。
機能性便秘とは、なんらかの理由で排便の機能に障害が発生し、そのために便秘という症状が起きている、という状態のことを指します。

ですから、機能性便秘の場合、排便機能に障害が起きている理由がつかめれば、便秘解消法もおのずとわかるのです。

さらに2種類に分類される

機能性便秘は、排便機能の障害の理由を基準として、さらに細分化できます。
まず、機能性便秘には、「一過性単純性便秘」と「習慣性便秘」の2種類があります。

一過性単純性便秘は、急性便秘とも言われます。
ふだん便秘と縁のない人に急に起きる便秘です。

一過性単純性便秘の原因はいくつかありますが、そのひとつに「偏食」があります。
摂取する食事に含まれる成分が偏り、排便しやすくするための成分が便内に少ない場合、例えばダイエットをしているときなどに、一過性単純性便秘になってしまうのです。

飲食によって摂取できるものの中で、排便の機能をスムーズにするのは、水分、食物繊維、脂肪(油分)などです。
ダイエットのときでも、排便機能に関わるこれらの成分は適度に摂取するよう心がけましょう。

旅行に出かけたときになる便秘や、薬の副作用による便秘も一過性単純性便秘の一種です。
旅行から帰ってきたり、薬の服用をやめたりすると、即座に便秘解消となります。

機能性便秘のうち、習慣性便秘は、文字通り習慣となってしまった便秘です。
習慣性便秘も「弛緩性便秘」「けいれん性便秘」「直腸性便秘」など、さらに数種に分けられます。

弛緩性便秘について

「弛緩性便秘」は、高齢者や女性によく見られます。
排便のための腸の運動機能や、りきむ際の筋力が低下したために起きる便秘です。

排便しやすくするために、腹筋を鍛えたり、腹部マッサージをしたりすると良いでしょう。
また、食物繊維や乳酸菌を多く含む食品を摂取すると弛緩性便秘の解消につながります。

けいれん性便秘について

「けいれん性便秘」は、下剤を乱用したり、ストレスなどで腸炎を起こしたりしているときになる便秘です。

腸がけいれんを起こしたような状態になってしまっています。
お医者さんの診察を受け、適切な指示を受けることが改善策につながります。

直腸性便秘について

「直腸性便秘」は、トイレを我慢しすぎたり、浣腸を多く使用したりしている人に見られる便秘です。

直腸が鈍感になってしまっている状態ですが、刺激を与え続けてしまうと直腸内部を痛めてしまい、逆効果です。

規則正しい生活をし、便意を感じたらすぐにトイレに行くよう心掛けることが大事です。

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