便秘に色々な種類があるもののこれは要注意!
薬などからくる副作用によって起こる薬物性便秘について

急に便秘になって驚いた経験がある人も少なくないと思います。

これまで、便秘にあまり縁がなかったという人、急に便秘になってしまったという人は、「薬物性便秘」の可能性がないかどうか、チェックしてみると良いと思います。

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薬物性便秘の詳細と特徴

薬物性便秘とは、薬剤の副作用として起こる便秘を指します。
どんな薬剤にも、主な作用だけでなく、副次的に作用してしまう副作用があります。

薬剤の中には、便秘を引き起こしやすくする副作用を持つものも存在します。
例えば、抗うつ剤の副作用に便秘があります。
抗うつ剤は、神経伝達物質アセチルコリンの分泌を抑える副作用があります。

この作用を抗コリン作用と呼びますが、抗コリン作用は口やのどの渇きや排尿困難、そして便秘を引き起こします。

抗うつ剤など、抗コリン作用のある薬剤を服用して便秘になったときには、水分をいつもよりたくさん摂ることで便秘解消が促されます。
また、あまりに便秘がひどいときには服用についてお医者さんに相談すると良いと思います。

薬による便秘には細心の注意が必要

また、便秘を引き起こしやすくする副作用を持つ薬剤には、重篤な疾患に対して処方されるものも少なくありません。

例えば、抗がん剤、高脂血症の治療薬、モルヒネなど麻薬系の鎮痛剤、高血圧治療薬などが挙げられます。

いずれも、長期的に服用を余儀なくされることが多い薬剤です。
薬物性便秘になってしまったからといって、すぐに服用をやめられるような薬剤ではないですね。

このような、長期的な服用が必要な薬剤による薬物性の便秘解消のために、浸透圧性下剤という種類の下剤があります。

浸透圧性下剤は、酸化マグネシウムや硫酸マグネシウムなどを使用し、腸に大量の水分を引きこむ下剤です。
習慣性がなく、長期的に服用できるため、薬剤の副作用による便秘解消に役立ちます。

特に高齢者ほどなりやすいため、注意を

薬物性便秘になりやすいのは高齢者です。
高齢者は複数の慢性的な疾患を併発することが多く、それだけ複数の薬剤を常用している人が少なくありません。

複数の薬剤の副作用により、便秘がひどくなってしまうことが多いのです。
お薬を飲み始めてしばらくしたら便秘になった、という場合は、薬物性便秘の可能性があります。

浣腸や下剤などを乱用して便秘解消をしようとしないほうが良いでしょう。
まずはお医者さんに症状をよく説明し、相談にのってもらうことをおすすめします。

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